お取り扱いについて
ものづくりの理念
人体に悪影響を及ぼす鉛・カドミウムを陶磁器作りで使わないことが、紗和製陶所のものづくりのこだわりの一つです。
紗和製陶所の釉薬は、釉薬の原料から一つ一つ選定し、数千種類の釉薬実験をした上で、初めて一つの色ができています。
赤ちゃんからお年寄りまで安心して使っていただけるような、安全な器をお届けしたいという思いがあります。
※実店舗はございません。
不定期でオンライン販売、陶器市等のイベントでの展示即売会へ出展しております。
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陶磁器のお取り扱い
紗和製陶所の作る陶磁器作品は、①石が原料の磁器作品と、②土が原料の陶器作品の2種類がございます。磁器と陶器では少しお取り扱い方法が変わります。
- 電子レンジ、食器洗浄機、食器乾燥機は、器が痛む原因になりますのでお控えください。(磁器、陶器)
- 鍋製品以外、直火ではお使いにならないでください。割れる原因になります。(磁器、陶器)
- 磁器よりも陶器はカビが生えやすくなっております。よく乾燥させてから棚などにしまってください。(陶器)
- 陶器製品は、ご使用前に水にくぐらせてからお使いいただくとシミになりにくいです。(陶器)
漆器のお取り扱い
●電子レンジ・オーブン・食器洗い機は、漆器が痛む原因となりますのでお控えください。
●直火ではお使いにならないでください。破損の原因になります。
●直射日光の当たらない食器棚に収納してください。
●しまう際は、食器と食器の間に柔らかい布や紙などをはさんでください。
●漆器は極端な乾燥を嫌います。長く使わない時は食器棚に、少し水の入ったコップなどを置いて、乾燥を防いでください。
●漆器に熱いものを入れていただいても大丈夫です。ただし、沸騰したてのものなど、非常に高温のものを入れた場合は、塗りが白く変色してしまうことがございます。こうなった場合は元に戻りません。
●すぐに飲める程度の熱さなら大丈夫ですが、気になる場合は急激な温度変化を避けるため、一度ぬるま湯に通してから入れるのをおすすめします。
●漆器に割れやヒビが入った場合は、お早めに新しい漆器へ交換をおすすめします。また、状態によっては塗り直しや修復が可能な場合もございます。当店か最寄りの漆器専門店へご相談ください。
●低温度でのご使用は問題ありませんが、冷蔵庫に入れられますと漆器が乾燥してしまうため、ヒビなどが発生する場合がございます。
●漆器を水につけたままにしたり、水分のあるものを入れたまま長い間放置しないでください。
●漆は元々強い塗りなので、お酢や油ものを入れていただいても問題ありません。ただし、漆器を保存用としてお使いになることはおすすめしません。
漆器の洗い方・拭き方
●台所用中性洗剤を使って、柔らかいスポンジで洗っていただいて結構です。
●長時間水につけないでください。
●漆は陶磁器などと比べて柔らかい材質のため、洗う時は陶磁器などとは別にして洗ってください。
●洗い終わったら自然乾燥させずに、柔らかい布巾で拭くと漆が長持ちします。
●蒔絵などのついた高価な品物は充分に注意して洗ってください。ガーゼなどの布で優しく洗って、拭き取りも柔らかい布巾で行なってください。
●水気を拭き取る際、水が溜まりやすいところは特に気をつけて拭いてください。(重箱の角やお椀の底など)
●食器洗浄機・乾燥機のご使用はお避けください。洗浄機は長時間水に濡れてしまい、さらに洗剤が非常に強いので塗りにはよくありません。また、乾燥機は素材を変形させてしまうことがございます。
●食器洗浄機対応を謳った漆器製品もございますが、やはり使って頂かない方が無難ですので、当店の品物ではあまりおすすめしておりません。
その他のご注意
●塗って日が浅かったり、お客様の体質などにより、ごくまれに漆でかぶれる場合がございます。当店では、その点を考慮して漆器を販売しております。もし万が一、異常を感じた場合には、ご使用をお控えいただき、専門医にご相談ください。
●高価な漆製品は、塗ってから2~3年ほど寝かしていただくことをおすすめしております。年月をかけて漆本来の堅牢な硬さに硬化していくため、寝かすとより長持ちしてお使いいただけます。
●漆塗りの品物は通常漆硬化用の箱にお入れして保管致しますので、その間に漆の匂いがこもってしまい、ご購入いただいた時に気になる場合がございます。
●一度ぬるま湯などで洗っていただき、直射日光の当たらない風通しの良いところに置いていただくと、比較的早く匂いを抜くことができます。
●漆の匂いは害になるものではありません。使っていくうちに自然と抜けていきます。
